お茶はどれを選んでも変わりはないと思っていませんか?
急須でお茶を淹れて飲む習慣が少しずつ減ってきていると言われているため、そのように考える方も少なくないかもしれません。しかし、高級ブランドの一つである狭山茶をはじめとするお茶は一つ一つの味にそれぞれ違いがあり、香りも異なります。
狭山茶は、埼玉県の高級ブランド茶として知られているお茶です。香りがよく飲みやすいことから、ギフトとして贈る方も少なくありません。しかし、名前は知っているが狭山茶の特徴などはあまり知らないという方もいらっしゃるでしょう。
そこでこちらでは、狭山茶の特徴や魅力についてご紹介します。お茶好きの方はぜひチェックしてみてください。
お茶の高級ブランドである狭山茶は、茶葉の葉肉が厚いため、味や色、香りや成分量のすべてが強いというのが最大の特徴だと言えるでしょう。
特に狭山茶を高級ブランドとしている特徴の一つとも言われている香り高く深い味わいは、厳しい冬を乗り越えることで一層高まり、狭山火入れという仕上げ工程によって現れるものです。
「火入れ」とは、お茶の仕上げ段階で熱を加える作業のことです。乾燥を十分に行うことで貯蔵性を高め、味や香りを向上させることが可能です。高温で「火入れ」を行うことで、独特の火入れ香が付き、お茶の色が狭山茶らしい黄金色になります。ほかの緑茶と比較すると黄色味が強いので、お茶好きの方であれば急須に淹れたお茶を見ただけで狭山茶だと判断できる方もいるほどです。
狭山茶は、5月上旬頃に一番茶の収穫が行われ、6月中旬から後半にかけて二番茶の収穫が行われます。狭山茶を作っているエリアは寒冷地なので、ほかの産地と比較すると茶摘みの開始時期は遅く、収穫も二番茶までとなることが一般的です。
狭山茶よりも静岡や京都のお茶を目にする機会が多いという方も、中にはいるはずです。それは、静岡や京都で作られるお茶は5回程度収穫が行われるため、収穫量が段違いに多いということが理由として挙げられるでしょう。収穫回数に違いがあるので全体的な収穫量が少なくなり、出回る量も少なくなります。
狭山茶がギフトとして贈られるような高級ブランドとして扱われる理由は、味がよく香りが強いというほかに、生産量が少ないという理由もあると考えてよいでしょう。
埼玉県西部に位置する狭山丘陵が高級ブランド狭山茶の生産の中心となっております。現在の地名で言うと入間市や狭山市、所沢市が該当します。また、県東部や県南部の都市地域においても茶の栽培が行われており、秩父地方や児玉町を含む中山間地域でも産地化が進められているので、産地としてのエリアは以前よりも拡大しつつあります。
狭山茶は東京西部の一部でも栽培されており、東京西部で作られる狭山茶は東京狭山茶という名前で販売されております。味や香りに遜色はなく、全体的なクオリティは狭山で作られた高級ブランドのものとほぼ変わらないと言えるでしょう。
収穫回数が少なく生産量が少ないという弱点を改善しようと、収穫エリアを順次拡大しております。それによって今後、今よりも皆様の目に触れる機会は増えていくのではないでしょうか。
狭山茶は非常に限定的なエリアで作られている、香りが強く味が濃い絶品のお茶です。収穫エリアの狭さと収穫回数がほかのお茶と比較すると少ないという理由により、なかなかお目にかかることが難しいお茶です。
しかし、濃厚なお茶の味と香りのよさは確かなので、高級ブランド茶としてギフト用に長年用いられております。
味も香りも魅力たっぷりの狭山茶を試したことがある方もない方も、この機会にぜひ飲んでみてはいかがでしょうか。
はこや加藤園では、埼玉県認証特別栽培農産物のみを扱いこだわりの製法で作り上げた狭山茶、ほうじ茶、玉露、玄米茶、紅茶、緑茶といった商品をお得な価格で提供しております。味比べができるように小分けにしたアソートセットもございますので、ギフト用にもぜひお買い求めください。
会社名 | 合同会社はこや加藤園 |
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フリガナ | ハコヤカトウエン |
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駐車場 | 有 |
業種 | 茶卸・販売、茶販売店 |
自園製造 | 製茶工場:かねきゅう加藤園 |